行政書士の仕事選び
行政書士になって 独立開業しようとした時に、
やりたいことがあっても、
他にも 何か やれそうなことは ないか?
と考えることがあると思います。
開業を 考えた時に、
行政書士のできる仕事はたくさんあるので、
どんなことなら依頼があるのか?
収入になるのか?
を考えると思います。
どこかで働いて、行政書士になった人、
例えば、行政書士事務所 や司法書士事務所に勤務していた人、
測量事務所で働いていた人は、
今までの職業経験を生かしたことで開業する場合があります。
開業も、以前の勤務先から仕事がもらえるでしょうから、
開業後もすぐに収入を得られます。
しかし、そういう人でない場合や
開業前にやりたいことが決まっていた人でも、
開業後、どんな仕事をしようか、
どんな仕事ならできそうかと考えると思います。
なにをやればいいのか?
行書事務所に 長く勤務していたのなら、
その経験を生かして開業しようと思うのですが、
そういう人だけではないでしょう。
行政書士の勤務は、ほとんどないので、
行政書士の具体的な仕事を経験することが
なかなかできないと思います。
その為、開業に際して、
開業後の仕事選びに迷うのではないでしょうか?
行政書士の開業本をたくさん見て、
できることを探すことでしょう。
通信講座などもありますので、
私も受講したことがあります。
結構、お金も時間もかかりました。
Youtubeなどでは、行書の業種選定が分からない人向けに
配信されているものが多いです。
行書の試験テキストには、
行政書士の仕事のことは、学習しないので、
開業後にどんな仕事があって、どのようにやるのか、
それで依頼はあるのか、収入になるのかなどが分かりません。
戸籍の取り方も、建設業許可申請の作成方法も、
テキストには記載されていないでしょう。
私は、行政書士の業務別の本を
何冊も買って、調べました。
それでも、自分は これをやるべきだ ということが
よくわかりません。
行政書士の仕事の探し方
仕事選びや、できそうな仕事探しは、
行政書士会のサイトや、
行政書士の開業本に載っている中から、見つけたり、
行政書士のyoutubeを見たりして見つけられるかもしれません。
行政書士の実務本で、自分ができそうな本読んで調べ、 又は、
実務通信講座を受講してもいいかもしれません。
しかし、開業本などには、
建設業許可申請、遺言サポート、営業許認可申請など
その他たくさんあるとなっていますが、
ありきたりで、すでにやっている人がたくさんいますし、
まったくの未経験者が、そのよくある業種を選んでも、
すぐに仕事をとるは 難しいかもしれません。
それを念頭に入れておく必要があります。
自分ができる仕事を見つけ出す
司法書士事務所に勤務していた人は、遺産分割協議や遺言の業務に
中古車販売店の人は、名義変更や車庫証明に、
建設業に勤めていった人は、建設業許可に行政書士に使えると思って
行政書士になる場合もあるでしょう。
そういう人でなくても、自分が知っている職業で、
行政書士にできる仕事はないか 考えてみるといいです。
また、知人の職業内容を聞いて、
その職業の中に 行政書士ができる仕事はないかと
考えてみてもいいのではないでしょうか?
自分ができる 行政書士の仕事を 探してみてください。